takabow2011のブログ

思い出深い芸能界のこと、パソコンやITのことを綴っていきます。

手書きくらべ

昨日に引き続き、久しぶりに、M130を触ってみた。

このパームに日本語入力支援ソフトとして、

今は亡き日本トラストテクノロジーの「極楽ひら」というグラフィティでひらがな入力が可能なソフトがついていた。

使ってみると、確かに、ひらがなで入力はするけれど、

マシーンのスペックの影響もあり変換スピードも最高に設定しても、

若干もたつきぎみだし、

入力も、づ、ず、とか入力する場合、つ、す、に変換したり、

グラフィティのどの部分で入力すれば一番認識率がよくなるのか、まごついた。

後のOS5シーリズのほとんどのソニー製パームで採用された「Decuma 」のほうが実用性に足りる。

LinuxZaurusなど、更に完成されていて、

かな、カタカナ、英語など文字形式も複数選択できるし、

面倒ならば自動に設定すれば、かってにソフト側で最適な文字に変換してくれる。

完璧ではないけれど、十分実用に耐えることのできるツールとなっている。

M130を使っていると経験することだけど、

リセットするとデジタイザの設定が普通のパームは、一回で終わる、

右端、真ん中、左端と、スタイラスペンで押して設定することが、

永遠と繰り返すことになる。

異常に長いので、壊れているのではないかと錯覚してしまう。

というか、なかば、壊れているんだろうね。おそらく。

ソニー製パームと較べて、すべてにおいて造りが荒い印象は避けられない。

でも当時はモノクロからカラーのディスプレイになって嬉しかったし、有難く使っていました。

今となっては、出番はもうないだろうけれど、大切に保管しておこうと思います。