草食系 いや あんたは肉食系女子でしょう
暇ついでに、
N女子とはよく食事に行くことがあった。
彼女はなかなか遠慮というものを知らないのは有名だ。
例えばこんなことがあった。
中華の王将に、4人ぐらいのグループで食べ行ったことがあった。
一人は定食、あとの3人は、受け皿をもらい各自のオーダーした食べ物を分けて食べることにした。
私は、自分が食べたいので、定食を頼んだつもりだった。
王将によくいる中国系女子が、片言の日本語で、
「オマタセシマシタ〜」と料理を運んできてくれた。
私は、自分が頼んだ食事だから、食べようと箸をもとうとしたところ
N女子
私が手を付ける前に、あつかましく、勝手に箸をもち先に料理を平然とつまみ食いを始めた。
周囲の女子連中も、その光景に唖然として声もでなかった。
おいおい!
みんなお互いの目を見ながら、卑しくも、ボリボリと当然といわんばかりに、口に食べかすをつけながら、ほおばっているN女子を見て呆れ果てた。
こんな風景を今まで何度も見たが怒りが体全体に湧き出てきた。
更に、N女子の顔を見ると ソースが口の辺りにへばりつき
口ひげが生えているではないか!
まるで、逝かれた中国女子を見ているような錯覚に陥った。
そういえば、N女子は中国にも住んでいたことがあるそうだから、大陸の血がそうさせたのかもしれない。
もう2度と、N女子とは一緒に食事には行きたくない
そう心に誓ったものだ。
あの口ひげを見ると、
「こいつ、家に帰っていいるのか?近くのネットカフェにたむろして、自宅に帰ってないんじゃないか?」と思った。
鏡もないんだから、ヒゲの手入れもできないだろう。
ふさふさとした、チョビ引けを引っさげて事務所に登場なんて、女子力を疑う
いや、立派な肉食系女子だ。
その後、年頃の20代の結婚適齢期の女性二人が、「産毛の処理はどうしているのか」話題にあがったそうである。
身だしなみは大切、産毛は女性にもはえるので手入れが必要という結論に辿り着いたそうだ。
そう、「N女子にはなりたくない」
彼女たちもそう思ったに違いない。
N女子の口の周りはその後 ヒゲを見ることがなくなった。
いまさら女性に目覚めても、一度 地に落ちると 二度と這い上がれない
気分のいいものじゃないよ。
マジにね。