H502S L 改善テストフライトの結果
H502SLのバッテリーの減りが極端に早いので、JISコネクターと基盤のはんだの精度に疑問を持ったので、やり直しして、テストフライトしてみた。
単純にホバリングして、動画撮影して何分飛ぶかをテストしてみた。
H901プロポは、H907プロポとくらべ、ちょっと神経質なぐらいに電圧減の表示がされてしまうので、単純に何分飛んだかの結果だけを報告すると、約9分
まあ、まあの数字だ。
上の写真は、参考に撮った502Eの基盤だけど、ちょうど下部分のプラスとマイナスのハンダの玉が、502SLはくっいてるぐらい大きくなっていた。
だから、怪しいと思い一度、ハンダ部分を吸い取って、再度ハンダで付ける作業をしたが、上手くいったのだろう。
ホバリングに関しては、風が強いためか、かなり上下に動いていたが、おかしな挙動はなくなった。
高度センサーの保護シールがセンサーと干渉していたのを修正したのが、効いたのかもしれない。
保護シールはラバー製だから、熱でまた同じ位置に復元するかもしれないので、こんどは、接触しないように、カッターで削除しようと思う。
一番効果があったのは、熱
お腹部分の基盤、SDカード端子部分が非常に高熱となっていたので、触ると熱いと思えるぐらいだったけど、今回は、正常機と同じ状態
持っても熱いという感触ではなくなった。赤外線温度計を忘れていたので、数字はわからないけど、ほぼ 間違いないだろう。
502系のドローンの品質精度は、かなり改善されてきたけれど、ちゃんと電圧チェックまではしていないのだろう。
目視確認のためのモーター部分とかにある赤いマジックは確かにチェックをした証拠なんだろうけれど、ちょっと甘い部分もある。
このサイズでこれだけの機能を詰め込んだのは当初からエポックメイキングな製品だと思うけれど、正常なフライトまでにたどり着ける根気強いユーザーがどれだけいるのだろうか?
これ以上この機種を増やすつもりはないけれど、もったいないなと思う。
設計段階で、製造品質の落ちを考慮して、モジュール化をすすめればいいのだろうけれど、200グラムを超えてしまうのかもしれない。
同じラインナップのH502を持っているメーカーとして、色々な玉を持ちすぎていて技術の集約をはかる必要があるように思える。
冒険心溢れるmiddleクラスのメーカーだから頑張ってほしいものだ。