フライトをとおして思ったこと 自然の造形に手を加えすぎる日本
ドローンをフライトして飛ばす場所の問題でいつも頭を悩ます
飛ばす器がないのだから、困ったものだ。
数年前まではあった、平地 畑もいつのまにか、宅地化してしまいその場所はもう存在しない。
大阪は平地が少ないため、海にむかってどんどん埋め立てを行っている。
だから、海に面していた川が沖へ沖へ長くなっていく。
川の本来の意味は、海に水を流し込む排水、他に堆積物を海へ流すことによって砂浜になったり自然の環境が整う。
自然の恵みはなくなりコンクリートと護岸工事の連続で、海は黒くなり、酸欠状態となる。
田舎の出身の人間だから、今住んでいる堺の駅を出ると拝める夕日をみると、この辺りは砂浜じゃなかったのか?と本能的にわかってしまう。
昔の堺は潮干狩りができるほど遠浅の砂浜があったらしいけれど、高度成長期に工業化をすすめたお陰でコンビナートに、ケミカル工場の巣になってしまった。
税金をふんだんに使い自然破壊をするのは、やめてもらいたい。
自然は自然の解釈でプロセスを観察できるほうが、豊かな人生といえるのではないか。