takabow2011のブログ

思い出深い芸能界のこと、パソコンやITのことを綴っていきます。

hubsun H502E購入

久しぶりの更新

ここ、数ヶ月前から、ドローンが趣味になりました。

凄く評価の高かった機種 HUBSAN H502Eが激安でアマゾンで売りにだされているので、購入しました。

実際購入してフライトすると、その性能の高さ

高度150はへっちゃら、しかも、トイのクラス200グラム以下の重さだから、むちゃくちゃ軽い。

しかも、バッテリーも飛行時間12分と、それなりに持つ。

アフターパーツも結構豊富で、手軽に手に入れることが可能

hubsanの他の機種のプロポを持っているのが、互換性があるため、バインディングさせることで、飛行が可能

難点は、値段の安さは品質の悪さ

粗悪パーツが混ざってラインで製造されているため、不具合が多い。

特にスラッジモーターは、凄い

飛行回数10回ぐらいで、右前プロペラが回らなくなった。

回転して異音がすると、そろそろ寿命と判断した方がいい。

幸いにして、他のメーカーのドローンのモーターをもっていたので、それで対応することができた。

何十年ぶりか、ハンダこてをつかって基板のハンダ作業をした。

老眼だから、眼鏡をかけてしくじらないよう緊張しながらハンダで電極を接着させる。

 

 

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お陰で、ドローンの仕組み、構造があたまに入った。

精密機械だから、リード線の取り付け、カメラユニットの取り外しかたなど、力にまかせて作業を行うと切断したり、危険が伴う

YouTubeで動画をあげてくれているので、それも参考にしながらなんとか作業完了

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しかし、それでも墜落⇒分解⇒修理 原因を追求

原因が分かったら対策をたてることもできるが、わからないことも現実に直面することがある。

分解して、シャフトの周りのかみ合わせ、モーターの回転のチェック

4つある羽の回転にムラがあれば、恐らく電圧が掛かっているため、いずれモーターが焼き切れる可能性が高いの注意

異音がする場合は、全て分解して、目視、音でチェック

なんだか、俺って結構 この分野でいけるんじゃないかなと思ったり

それでも、自信をもってフライトに臨んでも、実際の飛行で墜落してきたことが、1日で2回あった。

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ただ、結果的に

  1. ロストしなかったこと
  2. 致命的な故障に至らなかったこと

は、奇蹟的なことだろう。

高度60メートルから墜落したのが、偶然 芝生のやわらかい場所だったので、プロペラの破損だけですんだ。

落ちていく瞬間を見ることはなかったが、原因がまだわからない。

分解して、モーターが怪しいと思い、分解して、組立して、プロポとバインディングして動作チェックをしたが、ちゃんとモーターは4つとも回る

もしかしたら、ギアの回転軸、歯車の調整が上手くいかなかったのかもしれないが、これはこれからの課題だ。

 

スペアの羽も商品が届いて現在1週間の期間にすべて破損した。

凄い墜落率だろう。

カメラユニットも分解して、ノイズ対策 アルミホイール、銅シールなど、ノイズの出やすい場所、 バッテリー、機体の上部 下部にショートしないよう絶縁のためのテープを薄く貼り付けて万全なコンディションにした。

 

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手間の掛かる子は、愛着がわくと言われているが、H502は、値段の安さの割に無理して機能を詰め込みすぎた感がある。

他のメーカーのトイクラスと比べて、1年以上はhubsanはアドバンテージはあっただろう。

日本の法律に抵触する、これより上のクラスのドローンの方が、飛行は安定しているし、プロポのインターフェイスもしっかりしている。

値段もそれなりにするが、カメラの精度、機体の安定度、フライトの確かさは、しっかりしている。

上のクラス501シリーズでこんな、墜落なんて経験したことがない。

動力性能では、スラッジレスモーターを使っているから、フライトの音は静かだし、メンテランスの心配もあまりしなくていい。

羽の取り付けも、ネジで留めるなんてことをしなくても、ワンタッチでいける。

特に写真、動画の精度は素晴らしく、1080Pで十分満足できる。

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hubsan 502Eは、値段は アマゾンで7200円(税込み)

消費税を外すと6000円台という恐るべき安さだ。(発売当初は、2万台後半になっていた)

アフターパーツ、ベアリング交換、モーターの交換、などの費用を考えても1万も届かないだろう。

しかし、メンテランスできる時間と手先の器用さ、情熱が前提とされる。

ここまで、書いてきてふと、気がつくことがある。

メーカーの開発者は、説明書にH502の分解図が書かれている。

品質管理できていない中国の劣悪なメーカーの部品を使うのだから、不具合がでるのは、予想できただろう

また、こうした不具合がありながら、高度な飛行ができる機体に出来上がったこともわかっていただろう。

自動車でいえば、事故率の高いスポーツカーみたいなもので、保険率が高くなるのと同じで、ユーザーの修理の具合も頭によぎったはずだ。

でも、エンジニア的に言えば、(私はエンジニアではないけれど)そのことでえる「飛ぶ」という危険な行為に対して何を意味するかを、現実に体験できるのは、凄い。

心理的な不安な要素は、人間もあるけれど、機械だって すでに持ち合わせている

危ない飛行から、こうして機体が私の手元に帰ってきてくれてる奇蹟ではない。

フライトの危険をさせないためにも、HTR、自動帰還機能などついているが、それでも事故は起きる。

 

空をとぶ、行為は非日常的なものだ。

飛んでいるものは、必ず、落ちてくる。落ちるものだ。

必然の中で、違った世界 空の上から見える違う世界があることに、喜びを感じることができて 個人的にはハッピーだ。