takabow2011のブログ

思い出深い芸能界のこと、パソコンやITのことを綴っていきます。

ドローンは市民権を得ていない

 

日曜日の練習は、朝 5時に起きて6時にスタート

早朝にもかかわらず、フライト仲間 3名が既に到着済み

天候が悪くなる恐れがあるため少しでも、今のうちに練習をすませておいたほうがいいとの判断だろう。

飛ばす機種はまちまちで、レーシングドローン、グライダー、私は、主に200グラム以下のトイクラス、middleクラス、phantomクラスがメインだ。

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このブログでも何度も書いてきたことだが、飛ばす場所が大阪ではほとんど残っていない。

ドローンはトイクラスでも、100メートルは余裕で飛ぶので、どうしても大きな場所でしかフライト練習できない。

練習の主な目的は、フライト感覚を磨くため、機体の向き 方向を瞬時に理解したり、八の字飛行、サークルフライなどだ。

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遠くに飛べば飛ぶほど、機体の前後が判別しにくくなり、自分の場所に戻すことが難しくなる。

GPSを利用したRTHを使うのは、最終手段でなるべく目視を前提に戻すことを前提に練習をしている。

phantomのように機体が✕の形状のクアッドエックス型だと、特に難しい。

プロポの画面で機体の向きは表示されるので、確認すればいいだけのことだが、仮にこの表示がなんらかの理由で間違っていたならと想定すると、人力飛行に限る。

極端な例かもしれないが、予想しないことが、重なるとロストの原因になるので、練習は気が抜けない。

ドローンの飛行訓練は広い場所が必要で、場所の確保はほぼ絶望に近い。

大阪のような大都市でも、ほとんどドローンの飛行を見たことがない人がほとんどだろう。

また、ニュースのネタは、ドローンが墜落したとか、皇居、総理官邸に飛んできたとか、一部のユーザーの行為による間違った認識でドローンを理解をされている人がほとんどだろう。

それまで、ヘリコプターとか飛行機を飛ばしてでしか撮影できなかった風景が家庭用のコンセントで充電できてある程度の飛行が可能になったことは技術革新だと思うのだが。

ドローンが直ぐに社会犯罪に結びつくのは残念なことだ。

ドローンが市民権を得るには、日本社会は海外とくらべ難しいなと思う。

フライト仲間は場所を探すため漂流しているのが現実だ。

都会は、過密設計でビル、アスファルトの連続だから、残された緑はほとんどない。

以前あった風景は発展・開発の名の下に、変化を余儀なくさせる。

人々は、疑問も感じないまま、地上で暮らしている。